長年の腰痛から抜け出した方の日常の工夫
腰痛
長年続く腰の痛みに悩まされていた方が、どのような過程を経て日常生活を快適に過ごせるようになったのか。
今回は実際の改善例をもとに、ご自宅や職場で今日から取り入れられる工夫をお伝えします。
慢性的な腰の痛みを抱えていた方のケース
長時間の座り仕事により、数年来の腰の重だるさを抱えていた40代の方の事例です。
立ち上がる際や、夕方になると腰周辺が固まってしまい、スムーズに動けない状態が続いていました。
腰痛の多くは、腰そのものに原因があるわけではありません。
デスクワークなどで長時間座り続けていると、お腹の奥深くにある「大腰筋」という筋肉が縮こまって硬くなります。
大腰筋は、背骨(腰の骨)からお腹の中を通って太ももの内側までを繋ぐ、上半身と下半身を結ぶ重要な筋肉です。
ここが硬く縮んだ状態のまま立ち上がろうとすると、筋肉が十分に伸びず、腰の骨を前方へ強く引っ張ってしまいます。
これは、テントの支柱(背骨)を前方から引っ張るロープ(大腰筋)が短くなりすぎて、後ろ側(腰の筋肉)に無理な力がかかっているのと同じ状態です。
腰だけを揉んだり温めたりしてもすぐに元に戻ってしまうのは、この前方からの過剰な引っ張りが解消されていないためです。
痛い部位への負担を減らし、全身のバランスを整えることが改善への第一歩となります。
この方が最初に取り組んだのは、腰ではなく、お腹の奥にある大腰筋の緊張を解くことでした。
ご自宅や職場でできる具体的な工夫
日常的に腰への過剰な引っ張り力を軽減するため、安全で簡単にできる足の付け根(大腰筋)のストレッチと姿勢のリセットをご紹介します。
1時間に1回の姿勢リセット
座りっぱなしを防ぐため、1時間に1回は必ず立ち上がり、バンザイをするように両手を上に大きく伸ばします。
お腹の前側を軽く伸ばすことで、縮こまっていた大腰筋をリセットできます。
立ったままできる足の付け根のストレッチ
・足を前後に大きく開きます(後ろ足のつま先はまっすぐ前に向けます)。
・背筋をまっすぐ伸ばしたまま、前足の膝を軽く曲げて、ゆっくりと腰を真下に落とします。
・後ろ足の付け根(お腹と太ももの境目の前側)が軽く伸びるのを感じたところで止め、深呼吸をしながら15秒キープします。
・これを左右両方行います。
お腹の奥の筋肉が柔らかくなることで、立ち上がる時や歩く時に腰の骨が引っ張られなくなり、腰にかかる負担が大きく軽減されます。
全身のバランスを整える考え方
当院で行っている「リセット整体」も、まさにこの方にお伝えしたのと同じ考え方で体をみています。
痛い場所だけを追いかけるのではなく、大腰筋のような離れた部位との繋がりから腰への負担を減らし、本来の自然なバランスに戻していくアプローチです。
日常の些細な工夫の積み重ねが、長年の不調を抜け出すきっかけになります。まずは無理のない範囲で、姿勢のリセットやストレッチを試してみてください。
腰痛に関するQ&A
Q1. ストレッチはいつ行うのが最も効果的ですか?
A1. お風呂上がりなど、体が温まって筋肉が動かしやすい状態の時がおすすめです。また、長時間のデスクワークの合間に行うと、筋肉が固まりきるのを防ぐことができます。
Q2. ストレッチをしている最中に腰に痛みを感じたらどうすればよいですか?
A2. 上体を反らしすぎている可能性があります。背筋はまっすぐにしたまま、腰を反らさずに足の付け根だけを伸ばすように意識してください。それでも痛む場合は中止し、その場で足踏みをする程度に留めてください。
Q3. 自分が大腰筋が硬くなっているか確かめる方法はありますか?
A3. 仰向けに寝て、片方の膝を両手で胸に引き寄せて抱え込みます。この時、伸ばしている反対側の足の裏側(膝の裏など)が床から浮き上がってしまう場合、大腰筋が硬く縮んでいるサインです。
Q4. 座っている時の姿勢で気をつけることはありますか?
A4. 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てて座ることが大切です。浅く座って背もたれに寄りかかると、大腰筋が緩みっぱなしになり硬くなりやすいため注意が必要です。
Q5. 腰痛ベルトはずっと着けていたほうがよいですか?
A5. 痛みが強い時や、腰に負担のかかる作業をする時のみの着用をおすすめします。常に着け続けていると、ご自身の体を支える筋力が落ちてしまう可能性があります。
著者 Writer

- 名前:玉生 来星(タマニウ ライカ)
- 玉生来星(たまにうらいか)です。
9月21日生まれ 埼玉県吉川市出身 B型 乙女座 たぬき
趣味 動画制作、料理。
好きな食べ物 もつ煮込み
【所有資格】
柔道整復師
私は学生時代にバスケットボール(PG)をやっていました。
お仕事や家事、スポーツで頑張っている人を応援したいです。
ぜひ私たちと一緒に今の状態を良い身体に入れ替えて、人生を豊かにしていきましょう。
得意な症状:「がんこな肩こり」「慢性腰痛」「猫背」
おすすめメニュー:「猫背矯正」「DRT療法」「ハイボルテージ療法」
当院のご紹介 About us
- 院名:ひつじ整骨院
- 住所:〒135-0004 東京都 江東区森下5丁目20−6 KK-RETREAT101
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13:00● ● ● - ● ● 10:30〜
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